女性建築士のブログ 普段どおりの毎日

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カテゴリ:映画・TV( 184 )

ザ・マジックアワーと建築

この映画は5回も観た。
劇場で、DVDで、そして今夜TVで・・

映画の要素は監督の総指揮、俳優、脚本、カメラだと思う。
この四点が揃ってはじめて「おもしろい」映画ができる。

カメラというのは、もちろんアングルなのだが、その風景、舞台セットも含まれる。

監督は全体を大きく大胆に表現する広角的視野から、次第にディティールに及ぶズームの視野までを考慮しなければならない。

三谷こうきの映画の場合は脚本もおもしろく、最後まで展開の意外性がある。
かといって、どんでん返し的脚本ではなく、あ~こういう展開があったんだ~という理論的なそれである。

風景はいつも舞台のような作られた張りぼてを一貫して貫いている。
なので、かなりディティールにこだわらざるをえなくなっている。
これは、自然の風景を撮るものよりも、細かい計算が必要になってくる。

つまり自然の風景であれば、必ずスクリーンに映し出されると思った以上の計算外の美しさがでる。
これが自然のなせるワザである。
舞台セットではこういうものはない。だから緻密な舞台セットが必要となるのだ。


「おくりびと」や「剣岳」は自然の雄大さを存分に映し出している。
だから、俳優の演技もそれをそこなわないようなある意味控えめの演技になる。

舞台セットのみのこういう映画では、完全に俳優の完璧な演技の脚色がはえる。

もちろんそれぞれにおもしろみの分野は違う。

彼はそういう分野で卓越している。

そう考えてくると、建築でもあてはまる理論であると思えてくる。

雄大な自然の中の建物と都市部の密集地に建つ小住宅とでは、演出が違うのである。
前者は「おくりびと」や「剣岳」的手法で、後者は三谷こうき的手法である。


そういうふうに考えていくと、設計士は映画監督と同じ力量を求められている。

なんかカッコイイじゃないか。

建築=演出とは必ずしもならないが、こういうのもひとつの見方であることは間違いない。
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by asaasa-archi | 2009-10-04 00:33 | 映画・TV

バラッドを観た

任侠ヘルパーの草ナギくんがシャープで強い演技をしていたので、その気で観たら、ん~割とフツウだった。

又兵衛がおじさんっぽくて、ちょっとがっかりした。
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もう少し刃(やいば)のような研ぎ澄まされた武士なのかと思っていたからだ。

バックツーザフーチャーもどきのタイムスリップで、そこも未消化な台本だったし、もう少し、又兵衛と凛姫の恋愛を中心に描いたほうがより、シンプルで映画として盛り上がったような気がした。

大澤たかおと草ナギくんの決闘シーンは迫力があったが、やはり時代を考えると、最後に決闘に勝った又兵衛が大澤たかおの首を刎ねないのは不自然だ。

そしてラスト、ゴルゴ13のようなスナイパーがつかうライフルもどきで遠距離から又兵衛が一撃で撃ち殺されるのも、すご~く不自然だ。
火縄銃であんなことできるわけはない。

茶番劇だ。

辛口になったが、これがワタシの素直な批評だ。

お金を払って劇場に行き観ているので、もっと感動したかった。
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by asaasa-archi | 2009-09-14 23:28 | 映画・TV

レンタルDVD

実は今日すごくショックな「はがき」が届いた。

お知らせ
先日あなた様が返却ボックスへ返却された商品が返却期限をすぎていました。
つきましてはご来店のうえ延長金のご精算をお願いいたします。
うんぬん・・・


とまぁこんな文面でした。

1週間¥100で借りたDVDの延長金は1日¥240・・・トホホ・・・
日曜日に借りたとばっかり思っていたのに借りたのは土曜日だったようです・・・

こういうことは結構しっかり覚えているつもりが、あ~あNGです。

で何を借りたかというと、妻夫木くんと池脇千鶴ちゃんの割とマイナー映画で
「ジョゼと虎と魚たち」って題名でした。
千鶴ちゃんがしっかりとおっぱいだして、またそれがカワイイこと~(決してポルノチックな映画ではありません)

これを観て思い出した映画があった。
「もう頬杖はつかない」 
という桃井かおりの出世作

これとなんかカラーが似ていて、日本映画独特のリアリティーなんだなぁ・・・韓国映画には絶対ない。

ボブの髪をなびかせて、長めのフレアースカートでウェッジソールの靴をはきさっそうと早稲田大学を歩く若かりし日の桃井かおりにあこがれた。
確かワタシが大学2年のときだった。

悩める女子大生が男子学生の妻夫木クンに代わったような感じだ。

とそんなこんなでけっこう楽しめたから、まぁ最初から¥340だったと思えばいいか~

劇場にいけば、ドライバー割引でも¥1000するからネ!

はやく「バラッド」観にいこうっと!
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by asaasa-archi | 2009-09-09 22:05 | 映画・TV

「高校生クイズ」を観た

毎年観ているもののTV番組のひとつに昨日放送された「ハモネプリーグ」と今日放送された「高校生クイズ」がある。

どちらも、純粋な感動がある。
それは、完成されたハーモニーや知識力の裏に隠された日々の努力が垣間見られるからだ。
共に、個人戦ではなく団体戦だ。

セリクやオリンピックなどの体力の戦いももちろん感動するし、画面上ですごくわかりやすい。
だが、高校生クイズなどはあるレベルを越すと、その努力がわかりにくくなる。
でも思いうかべてほしい。
よくTV番組のクイズなんかを真剣に観て答えようとすると、あ~ホントはわかってるのに・・ここまででてきてるのになぁ~と咽喉のあたりを指したりすることが、必ずあるはずだ。
知っている知識の半分でも答えられればいいほうなのが、クイズである。
だから、出題されて正解できたその3倍以上の知識はあるのだと思うのだ。

受験勉強もあるだろうに、親はハラハラなんだと思う。
ワタシだったら
「こんなことやっている間に単語のひとつでも覚えなさい!」
と怒るか、
「すごい余裕だけど、必ず東大には受かるんでしょうね!」
とか、絶対言ってしまうこと間違いなしだ~

だから、親もできた親だと思う。
イイ意味での、「子が子なら、親も親」ってとこだろう。

IQ150とかすごい子もいるみたいだけど、多分家では普通の子供なんだと思う。

その証拠に負ければくやしがり、勝てば喜ぶという自然な感情がよく現れていたからだ。

そして、勝ったときでも、敗者に対して礼儀をつくす言葉はやはり、努力を積み上げてきたものだけが、言える黄金の言葉であろう。

努力している時は苦しいが、その苦しさの向こう側にたどり着けた感動はそういうものにしか与えられない特権である
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by asaasa-archi | 2009-09-04 23:59 | 映画・TV

アマルフィを観ました

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こんなに織田ユウジってカッコよかったかなぁ・・・て思うくらい、ニヒルで女殺しって役でした。

役者ってすごい!役柄で印象が変わってしまう・・・061.gif
まさしく演じるということなんだろうか004.gif
路線的には、刑事役の延長線上にあるような、アウトローの外交官なんですが・・・

そしてイタリアに行ってみたくなるほど、良いところも悪いところもあますことなく、街を紹介していました。

ただ、佐藤浩市や天海はしょっちゅうTVで見慣れちゃってるので、ちょっと新鮮さにはかけてました。
福山クンはあまりにもとってつけたようなチョイ役で、残念~
全般的には、織田ユウジの独壇場でした(これは踊る大捜査線も同じですが)061.gif

構成や脚本がうまいので、もう一度観てもいいなぁと思いました。

金賞は脚本、銀賞はカメラ、銅賞は織田クン、ってとこでしょうか・・・
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by asaasa-archi | 2009-07-26 19:21 | 映画・TV

任侠ヘルパーを見た。

前回も見たが、すごく面白かった。

やくざと介護っていうんでいったいどんな展開なんだろう・・って思ってたけど、なかなか介護問題を掘り下げていて、ちゃんと作ってある。

私の母は要介護3だ。
なので、月曜日から土曜日まで毎日デイサービスを介護保険で利用している。
もちろん急に要介護3になったわけではない。
徐々に、老化して骨折を経験してからは、歩行が大変になり、今では車イスを常用している。

若い世代は怪我などのリハビリもスムーズにいくが、高齢になるとほとんどうまくいかないのが常である。
この原因は、もちろん体力の差もあるが、圧倒的に違うのは、気力なのだ。

若い世代はがんばることが、自分への自信となり、それが相乗効果をもたらす。
ところが、高齢者にはそういう気持ちが、なかなか起こらないのだ。
これが一番の原因だと私は思っている。


つまり端的に言えば、生きる気力が薄れていくことが一番いけないことなのだ。
大きなひとくくりでいうと「プライド」と言ったりもするがこれがなくなったらもう終わりだ。

これからは家族がすべてを面倒みることはなくなっていく。
介護保険でヘルパーさんや、デイサービスなどもあるので、ある意味クールな世の中になっていくのだ。

老いていく世界中の人たちよ!

死ぬまで仕事をしたいとか、死の寸前までかっこよく生きたいとか、なんでもいい、ガンコな強さが必要なのだ。

でないと、生きる屍になってしまう
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by asaasa-archi | 2009-07-16 23:34 | 映画・TV

今日は映画の日

毎月1日は映画の日 何年も前にそうなってから、私は一度もこの日に映画を観たことはなかったんです。
いつもなら¥1800の鑑賞券が¥1000になるんでけっこうお得。
でもでも、そう簡単にはこの日に映画を観れるとは限らないのです。

今日は観ましたよ!映画を¥1000でね!
「剣岳」 です。

それが、藤枝のシネプレーゴはすごい人で・・・
今日が平日なんてまるでうそみたいに・・・・
中高年のおばさんグループと中高年の夫婦が大半でした。
まぁ私もそのお仲間なんですが・・・

やっぱり、高齢化社会に突入してるんだなぁって思わず実感しちゃいました・・・

で、この映画なんですが、中たるみして、ついつい寝ちゃいまして・・・気が付いたら、主人公がもうすでに登頂しちゃってました・・・トホホホ

浅野さんってクォーターらしいのですが、どう見ても正真正銘の日本人って顔なんですよねぇ・・・
香川さんって最近「Mr.Brain」の刑事役がはまっていて、注目してますよ~
仲村くんはけっこうチョイ役で・・・
豪華出演者なんだけれど、それぞれの個性がうまく出し切れてなかった感がありました~
景色を楽しんだって感じだったかなぁ・・・

最近イイって映画、観てないなぁ・・・
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by asaasa-archi | 2009-07-01 22:50 | 映画・TV

本日はシネコンにて映画鑑賞

バーン・アフター・リーディング

ジョージ・クルーニやブラピが出ていたんで思わず観てしまいました。004.gif

軽いのがイイなぁなんてチョイスしたんですが、あまりのいい加減なつくりに、いや~なんか久々に「あっけにとられました」ね!

伏線をバンバンちらかしているんですが、まったく回収されてなくて、未消化状態でエンディングしました。008.gif008.gif

結局、ブラピも意味もなく殺されて、もうひとりのおじいちゃんも殺されて、ジョージ・クルーニは逃亡、登場する二組の夫婦はW不倫のまっ最中!!
もう訳わかんなぁい~031.gif031.gif

「読んだら燃やせ」という意味なんだけれど、最高機密書類だったらうなずけるんだけれど、ばかげた書類であって、ブラピの死も意味もなくて・・・・

ただ、高級マンションの内部のインテリアはすご~く参考になったし、ブラピのバカキャラの演技だけは、さすがって感じだったかナ。

まぁまぁ、映画なんていつもおもしろいものばかりとは限らないからってオチでしょうか・・
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by asaasa-archi | 2009-05-05 23:56 | 映画・TV

あいのり

10年近く放映されて、先月幕を閉じたTV番組だった。
ここ何年かは観なくなっていたが、数年前までは、楽しみにしていた。

皆さんご存知だと思うが、一般公募の男女7人がラブワゴンというバスに乗って世界中を旅しながら、「自分探し」やら、「ピュアな恋愛」を体験していくのだ。
最終的には、好きになったら、告白して、成就したら二人で一緒に日本に帰り、振られたら一人帰る という約束になっている。

旅の一部始終をカメラが追っていて、若い男女の飾らない日々があからさまになっている。
男女7人のみが外国貧乏旅行という非日常の中におかれ、ある意味7人の個性が浮き彫りになって、TV画面を通して視聴者は蚊帳の外からその7人を観察したり、批評したりできるようになっている。

もちろん私たちはTVドラマを観るときでもでも同じようにしているのだが、ドラマとちがっているのは、なんの脚色もない素の恋愛だということだ。

なぜこんなに引き込まれて観てしまうかというと、
「あ~なんで、こんなこと彼に言っちゃうかなぁ~」とか
「素直になんなよ」
とか観ていてイライラしたり
「ほらほら彼女は好きになりかけてるんだから、もっと押せよ~」
とか、恋愛のテクニックが蚊帳の外にいるからこそ手にとるようにわかるのだ。

蚊帳の外にいなくても、もっと冷静になったり大きい目でみたりすれば、わかる男女の心の機微なんだけれど、そこが恋愛のオモシロイところで、絶対に冷静に相手のことも自分のことも見えたりしないのだ。
なぜなら、心に火がつきボーボー燃えているさまを恋愛と呼ぶからだ。

Love is blind.

恋が成就して二人で日本に帰ってから先、その後のことはどうでもいいと思う。

夢からさめて、浦島太郎はいっきにおじいさんになってしまうからで、それならば、いっそ振られて、美しい夢を抱いたまま、現実を生きたほうが幸せだったりすることもある。

恋というものは、そういうふうに人に夢を抱かせてくれるもので、きびしい現実を生きる希望であるからだ。

だから恋は結果でななく、そのプロセスに意義がある ということなのだろうか・・・
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by asaasa-archi | 2009-04-26 00:11 | 映画・TV

TVショッピング

フツーで考えれば、実物を手に取ることなく、買い物をするというのは、勇気がいることだ。

でも、雑誌の通販は時々利用する。
それは、お店には売ってないような「あっ!こんなの欲しかった~」とか、「こんなの見た事ない~」という感動があったりするからだ。

深夜、寝る前に(前述の屋根裏部屋)必ずTVをつけて、ベッドで30分くらい見てから寝る習慣がある。

12時すぎているとあまり観たい番組がない。
もちろん地デジ対応TVではないので、選択できるチャンネルは少しである。
あ~これでもない!なんてチャンネルを変えているとなぜか、このTVショッピングでふと手をとめる。
別に特別なものなんてない。
が、なにげなく観ているうちに、必ず引き込まれてしまう。

あ~これっていいかも・・・
なんて観ているうちに、
お!お客様~もう売り切れてしまいました!」
とか
もう!残りわずかで~す!」
とか 売り子さん(なんていうんでしょうかTVのおねえさま)がカナきり声を上げてくる。
何回も電話番号が画面の下部に点滅して映し出される。

時間は深夜である。
なにも邪魔されるものはない。
ただTVに見入っているだけの状況だ。

あ~ペンはどこ~
電話番号と商品番号メモらなきゃ!!
あせるわ~~
電話!電話!
なくなっちゃう~

てな具合で買ったものはけっこうあるが、長くつかったとか、買ってホントによかった というものはひとつもない。

完全にはめさせられてるんじゃないか!!

ヒトって案外こんなもの?
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by asaasa-archi | 2009-04-23 19:30 | 映画・TV