お天道様から請求書はこにゃーからね。 というソーラーのCMが昔あった。
あっけらかんとした はげちゃびん のおやじが大声で叫ぶ様子はほほえましかった。
お天道様から請求書はこないが、ソーラー会社から製品代の請求書はくるのでは・・というツッコミも皆抱いたはずだが、それを忘れさせてくれるくらい、プッと笑えるCMだった。
お日様は住まいにとってはすごく大事で、明るさばかりではなく、暖かさをもたらしてくれ、それを利用した蓄熱システムなどもあるくらいだ。
ワタシは住居を設計する際には、必ず部屋の明るさを意識する。
田舎ならそれほど難しい話ではないが、都市部の狭小地であればあるほど、その設計力は問われる。
そこが醍醐味ともいえるのだが、その設計をサポートしてくれるアイテムがある。
トップライト(天窓)とグレーチングだ。
最上階であれば、トップライトは自由自在に設置できるが、最上階以外ではこれは使えない。
そこで登場するのがグレーチングやら吹抜である。
2階の光を1階に届けてくれる。
この例は吹抜の一部としているので、できないが、独立して設置すれば1階の天井側にアクリル板の天井板をはめ込めば空気の流れはとまる。
(寒い冬などは有効な手段である。)
2階からみた感じはこう。
人の荷重に耐えられるものを使っているので、歩行には問題ない。
慣れるまでは少し怖いかもしれない。(下が見えるので)
型のアクリル板を天井板として使えば、視界は防ぐことが出来る。
なによりも、かっこいい。
何回か使ったが、お客様にはすごく好評である。
色も透明なものや、様々な色指定もできる。
「集う家」の土地がようやく更地になった。
解体が終わった。
都市部に建つ家なので、住宅密集地である。
今日お客様と話して、このグレーチングを設計に取り入れることにした。
さぁ、いよいよ始まります。
1月23日は「urban villa」の家の上棟です。
今年は楽しい年になりそうです。
zzz