すごい人気で昼間の回は満席だったので、最終回の2D版で観た。
最初から涙が途切れる暇がないくらいに、ずっと じくじくと泣きながら観てしまった。
この映画、ハンカチは必需品のようですね。
泣き処は ものすごくベタなんだけれど、わかっているんだけど、素直に泣けるという感じでしょうか。
もともと貧乏+清廉+実直 といった三大要素があるし、茶川龍之介と古行淳之介の義親子の設定も感動ものだし、街の人々の純朴さもある。
ある意味泣けない要素を探すほうが難しいともいえる。
だから、あまり深くを考えずに、映画に入り込むほうが、わんわんと泣けて 観た後すっきりする。
それに、俳優陣がみな演技派そろいだ。
特に吉岡秀隆ははまり役だし、古行淳之介役の少年も上手だ。
この少年と鈴木オートの息子役の少年も少年から青年になって、あ~こんなに大きくなっちゃって みたいに親近感を覚える。
日本が敗戦から立ち上がり、高度成長する姿も、みていて感動する。
TVが白黒からカラーになっていくさまや、シェーの流行もワタシの子供時代とだぶって、いっそう懐かしい。
観客が中高年が圧倒的に多かった理由だろう。
1よりも2、さらに3 という具合に泣ける回数が多くなるのは、観客を飽きさせないための麻薬なので致し方のないことでもある。
とにかく、懐かしく、古き良き時代を懐古することができて、まったく満足した。
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