ツイッターとかいう最新兵器のつぶやきではないが、
年賀状のすみで、つぶやく ことはよくあることだ。
定例の謹賀新年などは最近では大半がPCで書かれているが、そのすみにちょこんと
「つぶやき」を書いてあると、とってもありがたいと思う。
ほほ~とか、キャハ!とか受け取ったほうもちょっとしたリアクションがある。
ワタシは誕生日が1日なので、昔はよく
「HAPPY BIRTHDAY」とみな友達は書いてくれた。
それが、いつしか誰も書かなくなり、家族さえも言わなくなった。
今年は
「下小田の家(仮)」の奥様がたったひとり書いてくれてあったのをみて、なんだかとってもうれしくなった。
控えめな方だが、こうしたさりげない気配りはたいしたものだと思った。
「中之郷の家」の奥様のつぶやきはこうだった。
「実はあれこれ・・出てきております。家が涙涙」
「お~どうしたんだ?」かなり気になったので、さっそく本日電話をした。
「キャハハハ!そうそう、リビングの畳はもういい加減裏返ししないと、ボロボロざんすよ~それとね、息子が壁にむかって鉄拳したんで、穴開いたよ=」
「まぁまぁ!元気な息子さんはいくつになった?」
完成したころは、たしか小学生だった。
「それがね~今年高校受験なのよ!でね~松浦さんに聞きたいことがあったんだ~」
「なになに?」
私たちはそこで、かなりの時間、高校とか大学の話に埋没し、週末には、御宅にお邪魔することになった。
なつかしい旧友のようだった。
「ひさかたのいえ」の奥様はやさしい性格の方である。
「とっても快適に住んでます~遊びにきてください。」
なんとも心温まるつぶやきでしょう~
「SKIP F METHOD HOUSE」の奥様はモデルのような長身のすごい美人だが、性格は男!キャハ
「ぜひ今年は飲みにいきましょう!!」
絶対に飲んだら、オモシロイことまちがいない!
「西久保の家」の奥様はカワイイ方である。
「今年も夏に緑のカーテンをつくる予定ですが、なかなか上手くできないものです。」
なんだか、ガーデニングにいそしむ奥様が目に浮かぶ ほのぼのとしたつぶやきである。
「ブログ見てますよ~」というつぶやきも、とてもありがたいものである。
このように昔から、日本人は年に一度、なかなか会うことのない人々に、
「つぶやき」をしていた。
何度も毎日のようにつぶやくと、どうってことはないが、年に一度のつぶやきは、本当に楽しくうれしいものである。