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女性建築士のブログ 普段どおりの毎日

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秋の夜長の読むちょっとオモシロイ本

寝る前にちょっと読む本を紹介します。

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小説でもないし、ビジネス本でもないし、ん~マンガで読む「資本論」とかを読んだあとに読む本って感じかなぁ~
橘氏の独り言のような事を様々な事例を含めて書いてあるので、なんとなくオモシロイ。
あえて結論を導かない文章も軽くてイイ。

もちろんベースは経済学ダローナー。

ワタシが好きなのは、「幸福論」のところだ。

「幸福とは何だろう。ダライラマは幸福とは人生の目的であると言った。開拓時代のアメリカの作家ナサニエルホーソーンは 幸福は偶然やってくる。追い求める対象にしたら決して得られない。ドイツの哲学者ショーペンハウワーは 幸福とは奇怪な妄想で、苦しみこそが現実である。」

これ以降で彼は幸福の解析をし始めるが、あえて結論は導かない。
なんてリアルな本だろーと思ってしまう。

だって、幸福論を語らせたら、もう何万、何十万という格言があふれて、結局はなんだかわからなくなるだろうから。

というわけで、秋の夜長にもってこいの本でした・・・
by asaasa-archi | 2010-11-12 01:16 | 読書