今日は
コスギの往診にメンテの人が来てくれた。
「え~と、どのような感じなんでしょうか?」
「JWの図面をプリントアウトする時にですね~レイヤーがブルーとかグリーンの線が書けないんですよ」
と言ってワタシはとある図面をプリントした。
ウウウ、、ジャーーーといつものように
コスギが言いながら図面を描いた。
「ホレホレ観てくださいな~こんなですよ~」
「・・・ちょっと失礼!」とメンテさんが言いながら、PCを触り出した・・・
そして、再度
ウウウジャーーーー コスギが同じ図面を描いた。
「お・お・お~治ってる!」
す・すみません、今なんか魔法かけました?とは声にだして言わないまでも、ワタシの目ん玉はグリグリとなってあっけに取られたのであった・・・
「あの~ここにカラー印刷ってチェックありますよね~これ、はずしてくれればいいんですよ~」
申し訳なさそうに彼は言った。
「・・・」
・・・つまり、
コスギは病気じゃぁなかってことなのか、いやそうだろう。
お~すまん!
コスギよ~ついついおまえが病気なのだと、勘違いしてしまって・・・
お~おまえを信じなかったワシがワルイんじゃぁ~
「あの~せっかく来たんで、おそうじしてきます。」
彼はちゃちゃっと掃除してそして帰っていった・・・
「
コスギ~おまえは丈夫だったんだね~」
そして
コスギはこうつぶやいた。
「いいってことよ!」