「ひさかたのいえ」の施工業者が決まった。
金額的側面で憂慮していた。
なので、4社も見積依頼した。
見積依頼してからもなお、もう1社依頼しようかとも悩んだほどの「超憂慮」みたいな感覚だった。
景気低迷のおかげで、も~ホント~にすご~くがんばっちゃうからネ的会社があった。
ほぼ、希望通りの金額がでた。
よかった・・・
設計期間も長く、密度も濃く、打ち合わせで精査に精査を重ね、お客様と本当に共に戦った感じなので、たとえ金額オーバーだとしても、VE案もほぼないに等しかった。
凝った造りだからだ。
ひとつの峠を越えた。
こうなると、もう一気に確認申請→着工と坂をころがるように進む。
ワタシの仕事には起伏がある。
まるで、文章を書くかのような
起承転結である。
家の設計施工とともに、人との出会い、交わり、別れも並行して進む。
そしてその都度、考えあぐねたり、迷ったり、議論したり、喜んだりする。
家が完成するころには、人との関係も成熟する。
そして長いつきあいへと発展する。
設計は決して机上のものではないという証である。
本日は
「cozy home」の上棟であった。
春の変わりやすい天候の中の一瞬の晴れ間の素晴らしい天候であった。
生涯に一度のよき日になんと縁起がよいことでしょう。
おめでとうございます。