女性建築士のブログ 普段どおりの毎日

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カテゴリ:お仕事( 405 )

アメリカの家

少し前にアメリカ人のご主人と日本人の奥様の家を設計させていただいた。
高校をでてすぐに単身アメリカに渡って大学を卒業し、以後10年もアメリカで仕事をなさっていた奥様が異国でアメリカ人のご主人と出会い、ご結婚されていた。

ので、打ち合わせは「スカイプ」と「電子メール」でやり取りした。
契約書も 「Air mail」 でやりとりした。
電話も時々したが、時差の関係で数回したのみだった。

こういうときには「スカイプ」は本当に便利だ。
着工直後に彼らはアメリカを引き払い、ニホンに来た。

その何日か前に、「松浦さん、なにかお土産を買って行きたいのだけれど、何がいいですか?」と聞かれた。
なんて律儀な方だろう、と思いちょっぴり感激した。
単身アメリカに渡り10年もの間ひとりで苦労なさっただけある。

「お~ありがとうございます。では、アメリカ現地の住宅雑誌を買ってきていただけませんか?」
と答えた。

そして、彼らは高級な有名建築家の作品集が載った雑誌ではなく、ほんとうに普通の市民が家を作るときに買うであろう何百例のプランと外観が掲載された分厚い雑誌をプレゼントしてくれた。

心のこもったプレゼントだった。
さぞ重かったであろうが、自らの荷物として飛行機にのせて持ってきてくれた。

実はそれが、すごく役にたっているのだ。

「cozy home」のお客様も「島田の家(仮)」のお客様も喜んで見てくださった。
アメリカンテイストを盛り込んだ設計を希望されていたからだ。

なんの気取りもない設計集だが、市民の生活に密着している。
北欧やニホンにみられる独特の「うんちく」はない。

歴史に残る文化的住宅建築もむろん必要なのであるが、そうではない市民住宅建築というものも、実は文化として継承していくものなのであると思う。
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by asaasa-archi | 2010-01-18 22:37 | お仕事

コンピューターの逆襲

ワタシは基本設計やら、確認申請関係の図面は、目玉が飛び出るほどのお値段の専用CADを使っているが、高いだけあってメチャ便利なのである。

開業するときに「中小企業向のなんちゃら借入」のような金融商品を7年で借りその大半がこの専用CADの代金だったので今でもよ~く覚えている。
そして、「なんちゃらサポート代」的代金もさらに毎月引き落としされている始末なのである。

まさに金食い虫なのであるが、彼(あえて人称で呼ぶが)は、時々意思があるのではないかと思うときがある。

忠犬ハチ公ではない。
時々「ハッハッハッ~バカだな~オマエは・・・」的反乱を起こすのだ。

で、今日は「島田の家(仮)」の基本設計がようやく終盤にさしかかり、あまりに尺モジュールだと間くずれしすぎるので、メーターモジュールに変更することになった。
ところが、この専用CADの難点はモジュールの変更はNGで最初から、書き直すような仕組みになっている。

今朝、さ~続きを書こう~って感じでPCを立ち上げ、専用CADを開いたとたん、「古いなんちゃらマスターでは開けません」などと訳のわからないことを言って、ワタシにイチャモンをつけたのだ。

「おのれ~何を今さら言うか~ぐずぐずしないでさっさと開け~」

「古いなんちゃらマスターでは開けません」

「おのれ~まだ言うか!!」

「古いなんちゃらマスターでは開けません」

「ばかもの~昨夜何時間かかってメーターモジュールの図面を書き直したと思ってるんだ~」

「終了します~」

「お・おい!待て!いや、待ってくれ~頼む~機嫌を直してくれ~」

「終了しました~」

とこのような案配で、昨夜の図面は夜露となって闇に消えたのでした・・・

絶対に、意思を持ったPCだ。
えっ!「ハル」か?いやいや、そんなたいそうなPCではない。
じゃぁ「ハル」もどきか?

悔やんでも悔やみきれない時間のロスであった・・・
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by asaasa-archi | 2010-01-09 00:15 | お仕事

エコロジーと聞くとエコノミーを連想するのはワタシだけなのか!

家電のエコポイント制度に気をよくした政府は住宅エコポイントなるものを発表した。

エコロジーの裏側にチラチラ見え隠れするエコノミーを感じるたびに悪寒がはしる。
同じ「エコ」なんで、多分同じものなのだろ~


あ~お客様に聞かれるのも時間の問題なんで、それが、一体どういうものなのかを調べておかねばならないが、さっぱり わからん~
意味がわからん~
趣旨がわからん~

国民の税金で勝手にばらまきをするのには、もう慣れたが、今回はあきらかに「取って着けたモン」的感じがムンムンだ~

公共事業を切り捨て衰退してゆく建設業界への、「寸志」としか思えないのですが・・・
いや~寸志ではないでしょ~
「粗品」か?はたまた 「御見舞い」 か?

断熱性能を増して、自然と隔離することがエコならば、ダウンジャケットを着てワイキキビーチに行くこともエコになる。

建築業界においてエコロジーを論ずれば必ず、エコノミーが「お~こんにちは、ワタシがエコつながりなんで、よろしく。」と言っているような気がするのだ。

カオスよろしくってな感じなんである。

藤井さんもご高齢なんで、病気には勝てないようで、権力闘争はまだまだ民主党内部で煮えたぎっているようだ。
何年つづくのだろうか?このカオス・・・
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by asaasa-archi | 2010-01-06 23:27 | お仕事

謹賀新年

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今年もよろしくお願いいたします。

平成二十二年元旦
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by asaasa-archi | 2010-01-01 14:57 | お仕事

足場がとれると、うれしいのだ。

今日は、「Skip F Method House」の外部足場がとれる日なので、現場にむかった。

寒い寒いと言っていてもしょうがない・・・
「あっ、去年TVショッピングで買った、ダウンジャケットがあったなぁ・・・」
ということで、小屋裏収納から、引っ張り出して着てみた。

白くて、モコモコでそういえば去年着ていたときには、それを見た皆が皆、「雪だるまみたい~」
とほざいていたノダ!!

くそっ!
誰が雪だるまじゃ~

家からでたら、隣のおばさんに会って、「す・素敵なダウンね・・・・」
「ハハハ・・・そうですか?」

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な・なんだ~まだ、ネットがとれただけだ~
でも、うれしくなって、ブログに久々写真をのせちゃおうかな~

じ・自分で言うのもなんですが、内部のつくりが凝ってるんですよ~

2月初旬には完成しますので、お・お楽しみに・・・
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by asaasa-archi | 2009-12-21 23:37 | お仕事

ピッソリーノのクリスマスツリー

今日は「島田の家(仮)」のお客様とショールームに行きました。

で、もちろんランチは「ピッソリーノ」です。
前菜は食べ放題、ドルチェは3品、ドリンク飲み放題、パスタorピッツァは美味しい&たくさん ですからね~

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エントランスのクリスマスツリーを撮りました。

最近のツリーって雪を模したものを飾るのは珍しいですね。
ここのは、成人式の振袖のおね~さんが首にまくようなフワフワショール系の雪がありました。
ん~フワフワショールなら、もっとレトロに綿でもよかったんだけどなぁ なんて思ってしまう、おばさんでした。

おなかいっぱいだ~
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by asaasa-archi | 2009-12-19 16:54 | お仕事

設計はホントに難しいのだ。

以前から、何回かこのブログに登場した、「HP訪問のお客様」が無事土地が決まりそうなのだ。

5月から何回もお目にかかったり、メール交換したり、はたまた「極上うなぎ」をご馳走になったり、「三色だんご」をいただいたり、数え切れないほど、交流した。

「土地さえ見つかれば、松浦さんと早く契約したいのに~」と言ってくださり、
「お~ありがとうございます。うれしいです。」
みたいなお話をしていたのが、はるか昔話のようなのだ。

そして、先日設計の契約をしてくださった。

感慨にふけってしまった。

実はお客様はワタシと出会うよりも何年も前から土地さがしをされていたので、ワタシの感慨なんかよりも、もっと大きな思いがあったのだと気づいた。

ワタシは小さい事務所で時々頼むアルバイトの方以外はワタシ一人でやっている。
ので、年間に何件もできない。

そのおかげで、ひとつの仕事をじっくりできる。

設計にかかる時には、色々と考える。
一番最初にコンセプトを考えるのだが、そのときが一番「生みの苦しみ」を伴う。

ピーンとすぐに決まる時もあれば、何日も悩む時もある。

さぁ!始めよう!

「島田の家(仮)」 設計開始です!
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by asaasa-archi | 2009-12-02 18:59 | お仕事

脱・土地難民なるか・・・

先日もお話した、土地さがしのお客様・・・

今日は、いよいよ脱・土地難民なるか・・・の正念場

不動産屋さんと候補地で待ち合わせのお客様と同行しました。
「ん~気持ち高ぶりますね~。いよいよですかね~」って感じでワクワクドキドキのひと時でした。

感じイイ場所でしたね~
静かな住宅地でバツグンの環境ですね~


公図をいただき、ラフプラン作らせていただきますね~

ご要望についてはもうとっくにお聞きしてましたから、

私たちは高ぶった気持ちで「うなぎ屋」さんに行きました。
な・なんと、お客様からのゴチでした!

す・すみません。
あ・ありがとうございます。

なにせ、お店のうなぎなんて5年以上は食べてませんでしたから・・・

お~なんとうなぎ以外に さ・刺身もついてました~

がんばります!

うなぎにかけてもがんばります。

ということで、本日はとっても充実した一日になりました。
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by asaasa-archi | 2009-11-09 00:04 | お仕事

「千両シャンパン」 祝・上棟でござる

「お仕事的建築の話でも、してみるか・・・」ではないのでござる。

で、コレ!

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こんど、「Skip F Method House」が上棟します。

その当日の「祝い酒」 まぁ舶来語でいうと「Celebratory drink」なんですが、なにしろ、家の名前をEnglishにしちゃった手前、「日本酒というのも、変じゃない?」ってことで、今回はシャンパンにしてみました。

実は、このブランドはワタシが大好きでして、バブルの頃はレストランでもオーダーしてました。
(泡つながりってことで・・・)
でも今は定価の3倍もとられるレストランなんかではとうてい飲めませんから、もっぱら、年数回の家飲みです。

で、じゃぁ、ラッピングもしてみるか の ノリで、コンセプトは和洋折衷  「千両シャンパン」~なんて安易なネーミング!

毎年買っている「熊手」ですが、たくさん貯まって、なんか部屋が熊手博物館みたいになっちゃたんで、一部解体させていただきましたので、すみません、「出がらし的ご利益」かもしれません~

ボトルのラッピングは難易度が高いですね~

実は、ブログが祝1周年を迎えました040.gif040.gif

ひとえに皆様の訪問でささえられて、まことにありがとうございます。053.gif

コメント欄はないのですが、お知り合いの方から、
「my son」がぶっちゃけトークで特におもしろいよ~
とか
最近の選挙ネタ、時事ネタも、主婦にもわかりやすくていい感じ~とか、
必ず毎日読んでます~とか ありがたいお言葉をいただいています。

ワタシは「速写」とか「速記」とか「速描」みたいな感じでこのブログを15分以内で書き上げることを目標にしています。「速文」とでもいうかんじですかねぇ。
なので、誤字脱字が多くすみません。
書きながら、頭で構成していく手法をこの趣味のブログを書きながら訓練中です。
(おっ!今日はもう20分経過してしまいました007.gif
毎日、がんばります~

ではでは、これからも、よろしくお願いします~
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by asaasa-archi | 2009-10-16 10:03 | お仕事

衣換えと収納

台風の影響もあり、肌寒くなった陽気に背中をおされ、今日やっと、クロゼットにはいっていた夏服と、小屋裏収納にしまってあった冬服を交換した。

主婦の方ならおわかりになると思うが、これは結構タイヘンな仕事である。
ワタシは二人分だが、これが、家族四人分とかいったら、考えただけでも頭が痛くなるほどである。

大体の方がそうであると思うが、服をひとつ買ったら、ひとつ捨てるかといったら、それはない。
芸能人でもないかぎり、一日にそう何回も衣装換えはしない。
衣類の必要数は大人になればさほど変化しないということだ。
なのに、買って捨てなければ絶対数は増え続けるということになる。


そして、オトコとオンナの服の買い方はちょっと違う。

ウチの息子がそうだったが、高くても気に入った服しか買わないし、高いから1年に何回も買ったりしない。
でもワタシは違う。何枚も欲しい。同じ服を毎日着たくないので、安いものをたくさん買ってしまう。
「イロチ買い」もよくやる。

使わなくても「カワイイ」という価値観でよくモノを買う。

言い訳はこのくらいにするが、ということで、洋服は延々と増殖を繰り返す。

設計のヒヤリングでワタシは結構しつこく、しかもずうずうしくプライベートなことに立ち入って話をするが、洋服の数については、なかなか見せていただいたり、しつこく聞くことはできない。
なぜなら、ワタシが逆の立場だったら、困るからだ。

「タンス中身の入れ替え」をしなくてすむようにクロゼットをたくさん欲しいとよく言われるが、ここについては、問題は収納量ではなく、ご本人の意識レベルにある。
設計にすり替えられているが、実は違うところに問題がある。

バッグも女性はたくさんある。
靴もある。
使わないが、捨てないそれらはところせましと、居住空間を侵してくる。

「あ~ホント、ウチってしまうとこないんですよ~」

それと、読書好きな方!本はたくさん飾ってないですか?
一部を除き、何回も読む本なんてそうあるもんじゃないですよね!
ワタシも読書好きなんで飾りたい気持ちはよくわかります。

若い頃には本を買うお金もそうなくて、読む本がなくなり、聖書や辞書まで読んでいたことはあるが、ワタシは10年前の引越しですべての本を捨てたが、そう困らなかった。
なぜなら、読書好きであれば、次々と読みたい本が現れて、それを買ったり借りたりすればすむことだからだ。

そして、読書の軌跡は本で残す必要はなく、頭に残せばいいからだ。

でも、捨てて後悔しているものもある。

子供のものだ。

ランドセル
成績表
コンクールで高成績だった習字
七五三で着た小さくてかわいいスーツと靴
すぐやめちゃったサッカーで使ったシューズ
小学校で使った教科書やノート

何度でも手にとって慈しみ、思い出したいものばかりだった。

人それぞれ愛しているものが違うので、やっぱり設計士といえども理解できない、「思い出の品置き場」の存在はやはり否定できないのである。

だから、新築されるときにはよい機会なので、よ~く考えて取捨選択をお願いしま~す
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by asaasa-archi | 2009-10-07 19:35 | お仕事