女性建築士のブログ 普段どおりの毎日

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2014年 11月 25日 ( 1 )

映画 紙の月 を観た。

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以前NHKで原田知世主演で放送されていたのを見ていたので、だいたいのストーリーは知っていた。

真面目に生きてきた主婦が銀行のパートに出て、横領した多額の金銭を若い男に貢ぐという、スキャンダラスな内容だ。

宮沢りえではちょっと違うなというのが、まっさきの感想。
女の中にある どろっとした感情を描かせたら最高の角田光代の本領発揮の作品だが、宮沢りえが美しすぎて こんなんだったら、男が貢いじゃうんじゃないかという色気がどうにも納得できなかった感じ。

つまり、恋愛のなんたるか とか 男女間のお金のなんたるかを知らない箱入り主婦であってこそのストーリーで、百戦錬磨の美女だったら、ふふんって笑うような出来事なのかもしれない。

若い男も、貢がせようと思って近づいた詐欺師ではなく、ごく普通の大学生で、彼女が狂っていくのに便乗しただけともいえる。

彼女が落ちていくさまが克明に描かれているので、引き込まれてあっという間のラストなのだから、作品としては上手にできているが、いかにもありきたりの視点で、八日目の蝉の手法で極悪人の犯人に全員同情しちゃうような斬新さはなかった。

尾野まちことかがやっても面白かったのでは・・とも思った。

70点


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by asaasa-archi | 2014-11-25 13:05 | 映画・TV