松浦さんてクラシックは何を聞きますか?
と聞かれることがある。
そういうときには必ず「ワタシ、中学校のときにはブラスバンドでクラリネットを吹いていたんで、クラシックよりもブラスバンドを聞きますね~」と答えることにしている。
クラシックなんて深すぎて、会話になりませんからね。
でも、前述でリストのピアノを聴く と書きましたが、これは「
フジコ・ヘミング」の
リストで「ラ・カンパネラ」なんですよ~
リストはピアノ弾きの天才であることは皆様もご存知だと思いますが、リストが「パガニーニ」の原曲をもとにこれを作ったときには、多分リスト以外は弾きこなせないといわれたほどの超難解で、簡単に書き換えられています。
パガニーニの「ラ・カンパネラ」は盲目のバイオリニストで「
川畠成道」も演奏しています。
注)パガニーニはバイオリニストなので彼のつくる曲はバイオリン演奏用でリストはピアニストなので彼のつくる曲はピアノ用ということです。
実はワタシ彼の演奏にはまった時期がありまして、静岡にきたときも聞きにいきました。
感動しました~
バイオリンの演奏会で涙がでたのははじめてです。
同じ曲ですが、川畠氏とフジコでは、まったく違う趣があります。
もちろんピアノとバイオリンの違いだけではなく、つまり、え~解釈の違いというか・・・
川畠氏は美しい鐘(ラ・カンパネラ)をフジコは悲しみの鐘を表現しているのかなぁなんて思っています。
このように芸術家とは、解釈の違いを表現でき、そしてそれを人に伝え、感動を呼び起こさせる力を持った人のことをいいます。