女性建築士のブログ 普段どおりの毎日

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海街ダイアリー  を観た。

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是枝監督の得意な「日常の何気ない会話やら風景の細かい描写」は「そして父になる」よりもさらにグレードアップしていた。

ありがちな三姉妹のキャラ設定も超リアルで、さすが。

舞台となる鎌倉の古くて広くて素敵な家もいい。

どろっとした四姉妹を囲む家族関係が根底にはあるが、そこはさらっと描いて、ほぼほぼ普通の家族の描写に終始した感じ。
だから、ふーん みたいな感想をもったりするし、退屈な場面もあったりするけれど、まぁ「小津安二郎」的な映画を目指すのであれば、及第点といえるかな。

ただ、一番複雑な家族関係の底辺にある末っ子(広瀬すず)はあまりにも素直すぎてちょっとがっかり。
あんないい子になるわけがない。とつっこんでしまう。

複雑な部分をすべて 大竹しのぶが担っているのが、無理があるかも・・・
四姉妹ももう少し 人間としてのいやな部分を出したほうが、観客が納得すると思った。

悪意と善意のはざまを行ったり来たりする人間としての持っている感情があるはずで、そこを掘り下げればもっと深い映画になったといえる。

65点




zzz
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by asaasa-archi | 2015-06-17 10:14 | 映画・TV