女性建築士のブログ 普段どおりの毎日

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子供が巣立つ日によせて

ブログを始めて、6年とちょっと経った。
息子が高校三年生が終わる頃だった。

そう頭もよくない彼が、部活と両立しながらも受験勉強を頑張り、一般入試で大学に入ることができた。
彼に言わせると、浪人しないギリギリの大学 らしいが、傍目に観れば、実力相当ということは明白なのである。

東京に巣立つときにはかなり感慨深いものがあり、生活は自立せざるを得ないが、経済的にはまだまだ親がかりである息子が心配だった。
部活が大好きな息子は、大学に入っても部活を頑張っていたので、ほとんどアルバイトというアルバイトはできなかったようだ。
だから、最初の二年はギブミーマネーの連続であったが、親離れできない息子が可愛くて仕方なかった。

大学三年、四年と、単位が足りないという大学からのお手紙が頻繁に届くようになり、留年という文字が目の前にチラチラし始めた。
良いことは話すが、自分に都合の悪いことは話さないという鉄則に従い、私はほとんど彼の私生活がわからなくなっていった。

中退するかも という彼の言葉に、「自分の人生を大事にする気持ちがあって、やりたいことがあるのなら どうぞ。」と言ってやった。
「わかった。」と言って お風呂に入り、出てきたときには、「中退はやめて、公務員試験をがんばる。」と急転直下のごとく、彼の意見が変わった。

「いいけど、お金はもうださないからね。」と突き放した。
そして、彼は自費で予備校にダブルスクールし猛勉強の末、去年の秋に難関の公務員試験に合格した。
そして、今年三月、大学も無事卒業することとなった。

驚いた。

文系の彼は数学が苦手であるが、公務員試験は数的処理の科目があり、数学嫌いの文系学生を悩ませる。
「俺は泣きながら、数学の勉強をした。」と大げさに語ったが、それほどの誇張ではないと推測されるくらい彼の頭は文系だ。

最後の数ケ月は予備校の自習室にこもっていたヤツがたいてい合格してた と言っていたが、大学受験以上の集中的な勉強が必要らしい。
合格者のメンツを見ると、8割がマーチG以上の大学らしいが、あとの2割は偏差値とは関係ない学生がいるらしい。
努力は報われるように出来ている。

都心部に職場があるので、アパートも自分で決めてきて、引っ越しの手伝いも不要らしいので、私はもう静観しているのみだ。
お金もいらないらしい。

あっというまに、子供が巣立つ日が来てしまった。

アパートの合鍵もくれないだろうし、洋服を一緒に買いに行くこともないだろう。
ご飯は行くかもしれないが、もしかしたらおごってくれるのかもしれない。

うれしいけど、寂しい。



追記
今は国家1種とかはなくなり、国家総合(コクソウ)というらしいが、これは東大クラスの分野なので除外してお話しするが、通常の文系大学生が受ける公務員試験は、
国家一般(コッパン)、省庁勤務 受験前に訪問があるので大変らしい
裁判所事務、 裁判所は女子が少ないので女子有利らしい
財務・国税専門官など 国税は大量採用するらしいが入ってから大変らしい 
地方上級(チジョウ)→都庁県庁職 面接重視なので、一次が受かっても安心できないらしい
特別区(東京23区役所) 大量採用でしかも試験も浅く広くらしいが、希望区に行けるか不明らしい
政令指定都市の市役所 市によって試験内容が違うので併願は難しいらしい
その他の市役所
が事務系の公務員試験だ。
警察(県単位)・消防(市単位)などは比較的学科試験は平易らしい。
(通常の論文試験のかわりに漢字テスト)
体力に自信があれば、お勧めとのこと。
どちらにしても、予備校に行かないと合格はかなり難しい
早慶上智の学生あたりなら、合格率はかなり高いし、複数合格して、選べるようだ。
(大学名ではなく、有名私立に入れる学力があるという意味)
だいたい27歳まで受けられるので、がんばり次第




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by asaasa-archi | 2015-03-03 11:58 | my son