女性建築士のブログ 普段どおりの毎日

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「あなたを抱きしめる日まで」DVDを観た。

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ネタバレです。

50年前に未婚で息子を出産したアイルランド人の主人公は、修道院で子供を産み育てることと引き換えに、奴隷的な生活を強いられ、息子を勝手にアメリカ人夫婦に売られてしまう。
年老いた彼女は、家族にも黙っていた秘密を打ち明けて、知り合いのジャーナリストとともに息子探しの旅にアメリカに行く。

実話に基づいた話だ。

劇場で見逃してしまったので、さっそくDVDレンタルと同時に借りた。

彼女たちは 息子の成長の跡を追いながら、彼自身の生い立ちへの愛を知ることになっていくさまが、なんとも痛ましい。
息子は以前その修道院を訪れ、母を探していたことを知る。

この物語の根底にあるのはカトリックの信仰や、教会のあり方だ。
未婚の性交渉、出産を非とする教義もそのひとつである。
それゆえに、悪質な人身売買をも最終的には赦す といわざるを得ない老女の心情は私には理解しがたいところである。

カトリック教徒でない日本人には、奥の奥まではとうていわからない部分がある。

が、生母と離れ離れに育ち、親に捨てられたといわれて大きくなった子供だとしても、出自を知り、親を探したいというのは自然な気持ちであるということ
生まれてすぐに引き裂かれ、やっと消息にたどりつけたとき息子はすでに病気で亡くなっているのを知る母親の苦しみの深さ
これらは古今東西 誰しもわかりえることである。

女性にはお勧めの映画です。


zzz
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by asaasa-archi | 2014-10-09 11:14 | 映画・TV