女性建築士のブログ 普段どおりの毎日

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そして父になる を観た。

ネタバレ あり です。

衝撃的な事がらなので、さぞかし刺激的な映画かと思って観たら、現実に近く、親子の日常を綴りながらその複雑な心情を淡々と表現していた。

いい映画だった。

当然のごとく、エンドはなく、これからも複雑な思いを抱きながら自然とその痛みが薄れていくのを待つ という自然な感じの終わり方で、ほっとしました。

最初はつらくて涙涙の物語かと思っていたのですが、リアリズムが根底にあって、泣ける というよりも、しみじみと親子というものを考えた という感じでしたね。

実際のところ、6歳にもなった我が子が他人の子供だと知ったとしたら、6年間、我が子といられなかった苦しみと悲しみと もうひとつ 我が子として育てた他人の子供への愛おしさとその別れが入り乱れて、母親ならば、正気ではいられないであろう

福山くんが演じていたエリートの父親は、その不幸な出来事によって、いみじくも父親という役割を実感し成長していくのである。

取り違えた事実が判明したのであれば、実子をお互いに返す という選択は間違いではないし、それ以外の選択は選びにくいのである。

親子は長い年月をかけてその不動の関係を築くのであって、血縁のみでいっきに手に入れるものではないことくらい子供を持った親であれば、誰でも知っているのであるが、やはり実子に おじさん とか おばさん と呼ばれるのは苦しい。

つくづく親とはなにか を考えさせられる映画であった。

それにしても、福山くんは、かっこいい・・・



ZZZ
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by asaasa-archi | 2013-09-24 20:45 | 映画・TV