女性建築士のブログ 普段どおりの毎日

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インテリアデザインは主婦の仕事

ブログネタがないときには、ブログ村のいろんなカテゴリーをサーフィンするのだが、やはり目に留まるのは、主婦の皆様が100円雑貨などで生活空間を素敵にしたり、お片づけで素敵なお部屋にしているブログだ。

仕事柄こういうものは、ちゃんと見ておかないといけない。

一般の主婦の方のする簡単リフォームとプロのリフォームの圧倒的な違いは、やはりお金の掛け方だが、それは表面的なことで、評価は全くの別次元なのである。

つまり、主婦の方々がやっていることは、趣味の領域でそれ自体を楽しむことが目的なので、出来栄えの良し悪しは別なのである。

家族のために考え、自分の自由になる範囲でお金を使っておこなうので、基本的には家庭に対する愛情が根底にある。
だから、すごく愛情一杯の仕上げとなっている。

不恰好であろうが、安価であろうが、家族にとっては最高級のプチリフォームであったりする。

欧米ではインテリアデザインは主婦の仕事である。
その家庭の主婦のセンスがそこかしこに生かされている。

日本では和室という様式においてインテリアデザインは建築に含まれる というよりも何も飾らないことが和室の条件であった。
家具もほとんどなく、壁も左官仕上のため住まい手の手がはいることはなく、床も畳である。
職人以外、どうこうできることはなかった。

家つくりは男の仕事で、オンナが口を挟むことを許さなかった時代が長かった。
だから、主婦のインテリアデザインのセンスが磨かれる文化が育たなかった。

歴史は浅いが、もうこれからは違う。

インテリアは主婦の仕事である。

ただ、ブログに人気がでて、人様の家のことをどうこう言ったり、資格なくお金をとってお片づけを手伝ったり、他人の家つくりにお金をいただいて助言をしたりするのは、いけない と思う。
自分のおうちだけでとどめておくことが大事である。

建築士法という法律がある。
建築士でなければ設計はできないし、建築士事務所登録をしていなければ、お金をいただいて設計したり助言したりしてはいけないのである。

目には見えないが、そこにはプロと一般の方との大きな違いがある。

ありあまる才能をもてあます優秀な主婦の方々にとっては、もどかしいであろうが、わたし達プロは日夜勉強し、蓄積されたノウハウがある。

自分の家を自分の才覚で素敵にし、家族を幸せにすること以上に幸せなことはないのであるから、その才能は家族のためにのみ使ってほしいと思うのである。

苦情のような内容になってしまったのだが、そうではなく、主婦の仕事のひとつにこれからは、インテリアも含まれる時代になった と言いたかったのである。


ホームページをご覧ください。

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zzz
 
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by asaasa-archi | 2013-03-31 23:54 | 生活