女性建築士のブログ 普段どおりの毎日

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暑さと寒さの間

今日は「urban villa」のお客様の 地鎮祭でした。

寒いかと思い、タートルネックのセーターに薄めのジャケット 足元は厚手のタイツを刷き、準備万端ででかけました。

が、暑い!

ジャケットは脱げるが、それ以外は、どうにもならない。

11月なのに、今年は暑い。
夜もまだガスファンヒーターはつけていない。

地鎮祭(起工式)はいつでも、心がワクワクする。
地縄を張った まっさらな地面は、希望と期待でムチムチと盛り上がっているような錯覚をする。

30年 この仕事を続けているが、いつだってこのときは心が躍る。

華やかな仕事だと誤解されやすいが、苦悩の連続だった。

最初の10年は、自分の力量が現実についていかず、悩み、早く能力をつけたいと焦る。
思い描く自分と、今の自分のギャップははてしなく大きい。
つらい日々だ。

それでも、仕事をし続ける以外そのギャップを埋める方法はないのだ。

次の10年は、子育てとの両立という時間的調整の苦しみだ。
子育てという本能的な領域と、仕事をして社会に貢献したり自分を高めるという領域は、混在して考えがちであるが、まったく 異質なものだ。

まず、その整理ができないと、働く母はただ苦しいだけになる。
ワタシもただただ苦しかった。

そして、20年目から30年目はある意味円熟期にはいる。

仕事に慣れがでてくる時期で、注意が必要だ。
傲慢になったり、新しいものを吸収できなくなったりする。

常識や慣習という、創造するものにとって一番の敵である固い殻が出来始めるからだ。

初心に帰る 仕事を始めたばかりの情熱を思い出す という作業を何度も何度も繰り返すことでしか、脱却できない。
歳をとったものにとっては、思いのほか苦しい作業である。

いつでも苦しさとの戦いだ。
365歩のマーチ という歌の歌詞で、三歩進んで二歩下がる とあるが、一歩も進めない日々のほうが多い。

それでも、仕事さえしていれば、喜びもある。
喜びというよりは、希望が見える とか 希望を感じる とか 昨日よりも進んだことが実感できる といった類のものだ。

心のなかにあるささやかな幸せ感 とでもいうものだ。

大きな苦悩とささやかな幸せ感 の間を いつでも行き来している。

暑さと寒さの間

苦悩と幸せの間

季節も自分の心も行き来している。


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zzz
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by asaasa-archi | 2012-11-10 23:06 | お仕事