女性建築士のブログ 普段どおりの毎日

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DVD ツレがうつになりまして を観た。

もっとコミカルに軽く描いているのかと思ってみたら、とってもていねいに繊細な出来だった。

うつになった子供のいない夫婦の夫と、それを見守る妻の日常がテーマだ。

堺雅人と宮崎あおいのコンビは、この夫婦のキャラクターにぴったりあって、現実の生活を、どこか別の場所からのぞき見ているような錯覚に陥るほど、素晴らしい出来だ。

所沢の古臭いような昭和な家が舞台だが、そのお部屋のインテリアは、必見だ。
古い家はこういうふうにすれば、今風のレトロ感がでるんですよ といわんばかりの見せ場だと思った。

畳には、冬はアースカラーの上等な絨毯、夏はイグサのカーペット
所狭しとある本棚
レトロ感覚たっぷりの建具(これは本当に高価なものだろう)
映画やTVの撮影ででてくる部屋は、なにげなくおいてあるものでも、すべて吟味されて置いてあるものばかりなので、ものすごく高価なものが、ちょこんとおいてあったりする。

実はここが大切なところで、高価なものをなにげなく置く というのが、インテリアの薬味に匹敵するのだ。

話がそれたが、ワタシはがんばる という言葉が好きで、自分でもよくつかったりしていたが、これは健康な人にのみ通用する言葉で、心や身体を病んだ人には、禁句なんだね。

今まで、心身ともに健常だったので、わからなかったが、この映画をみて始めて気がついた。

病んだ人には がんばらなくていいよ といい 健常になったら がんばれ というということなのだろう。

それにしても、堺雅人も宮崎あおいも 上手だ。
つかず離れずの新婚夫婦の空気というか、雰囲気というか、そういう微妙さがつたわってくる。

子供のいない新婚夫婦なんて、ともすれば おままごとみたいな生活なんだが、そこに 夫のうつ病が発覚し、夫婦のあり方を見つめなおすことができるのだ。

うらやましくなるほどの夫婦だ。

ちょっぴり いじけちゃいました ね。



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by asaasa-archi | 2012-10-20 20:41 | 映画・TV