女性建築士のブログ 普段どおりの毎日

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TVは娯楽

ワタシにとって、TVや映画は娯楽だと思っている。

つまり、昼間働いて疲れた身体や心を癒してくれるものだ。
そこから、何かを学んだり、吸収したりということは、あまり期待していない。
ハリウッド映画はとっても面白いし、楽しいけれども、それを観たからって、人生の指針を学びとることはほとんどない。

栄養のバランスを考えた母の料理はおいしく健康的であるけれど、たまにはジャンクフードと呼ばれる油たっぷりのポテトチップスや、カップヌードルだって食べたくなるのと同じで、人間というものは、こういう息抜き的なモノが、必ず必要なのだ。

身体や心に良いものばかりではなく、時には悪いものや、なんの毒にも薬にもならないものだって、必要なのだ。

なぜかというと、ある一定の枠を決めるとそこからはみ出したいという欲望が生まれ、その枠自体の存在を肯定したり否定したりする精神上の葛藤が生まれてくる。
自分が決めた枠でさえ、そういう葛藤が生まれるのだから、ましてや他人が決めた枠であればなおさらだ。

これは、人が生きているという証拠なのである。

50歳を過ぎたワタシはこの葛藤という苦難をなるべく最小限にしたいと思っているので、枠をあいまいにするか、なるべく決めずにいる。

若いころには、枠をガチガチに決めて自分を追い込んだりもしたが、今は「自然体」という都合の良い言葉をみつけ、気ままに生きようと思っている。

だから、知識人の方が言うような「くだらない番組」でも、おもしろおかしく観ているのだ。
くだる とか くだらない とか いう枠はワタシのなかには、あまりないのだ。

昨夜のナイナイの田舎のお嫁さん探しの番組は、いつ観てもおもしろい。

ドラマの中の恋愛は美男美女しかでてこないが、現実は違う。
不美男?不美人?とか、体型が大きすぎるとか、婚活するには歳をとりすぎている とか、あまりにも現実的で安心するのだ。

公務員の好青年が初婚の年下の真面目そうなお嬢さんを振って、年上のバツイチ子持ち婦人とくっついたりすると、「あの彼女うまくやりおったな!」などとほくそえんだりする。
さぞかし親は反対してるんじゃろな!ふふふ これからが試練じゃな!とか 画面の前でおもしろがったりしている。

あー幸せになってね などと 殊勝な感想などは抱かない。
ひたすら興味本位であるのだ。

だって、娯楽!

ビッグダディだって、最近は毎回観ちゃってる。

バカバカしいが、なぜか懐かしい。
あーいう大家族が懐かしい。

勝手で理不尽だが、間違いなく家族の大黒柱である父、だまって兄弟の面倒をみる兄や姉、大皿のおかずを分け合う食卓、いさかいの連続やたわいもない喧嘩、どろだらけの玄関、。

全てが、今の日本の家族にないものだ。
しかし、ほんの50年前にはみながそうだった家族像だ。

理想の家族ではなく、ほんの少し前にはどこそこにあった現実の家族なのだ。

それを、TV局がプロデュースして、林下家が演じていてくれるのだとしたら、まさしく娯楽番組で間違いない。

娯楽とは、こういうふうにして、人の心を内面からではないが、外側から癒してくれるものだ。




zzz
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by asaasa-archi | 2012-10-03 14:21 | 映画・TV