女性建築士のブログ 普段どおりの毎日

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今さらですが、「悪人」をDVDで観た。

劇場で観損ねてしまって、早くDVDがでないかと待っていた。

ブッキー演じる祐一は、遊びではなく真面目に女の子との出会いを求めて「出会い系サイト」を利用していたのだった。
なぜならば、田舎町に住み、解体現場で働く彼は、日常生活で女の子との出会うことは皆無であったからだ。
不器用で会話も苦手な彼は知り合った女性とねんごろに付き合うこともうまくいかなかった。

遊びでセックスをするような女の子に、じゃけんにあしらわれて殺人に至ってしまうのだが、不幸なことに、その後に知り合った女性と本気で恋に落ちてしまうというストーリーだ。

警察の捜査の手が伸び、強く惹かれあった二人は逃避行する。
極限の恋のかたちがそこにあった。
寂しい少年時代をすごした彼と、無味乾燥の日常を生きる彼女は、逃避行という状況におされて、激しく互いを求め合う姿は、実にすがすがしかった。

心がぎゅっと締め付けられた。

祐一が殺人を犯したから悪人 という意味で「悪人」という題名であるのならば、それはそぐわないというのが率直な感想だ。

なぜならば、彼らは実にピュアで、きたないのは彼ら以外であるという印象だからだ。
祐一の家族に24時間はりつく、メディアの人間。
殺されてしまった女の子の生き方。
女の子をもてあそぶ金持ちのボンボン息子。
年寄りを集めて 催眠商法で荒稼ぎする奴ら。
殺人こそ犯していないが、法に触れこそしないが、倫理的には最悪だ。

「悪人」はまさしくそういう人間のことを指す。

ブッキーのプリン状になった金髪は、ホントにリアルで、そこいらへんのコンビニに夜、たむろしているようなヤンキー少年そのままだった。
とにかく、細部にわたって街の風景、人物、九州の田舎町の雰囲気など全てが忠実に描かれている。

ブッキーが熱演だったねー
いい映画とかいい小説というのは、余韻が長くのこる。
連続して2回みたいと思った。



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zzz
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by asaasa-archi | 2011-04-07 22:45 | 映画・TV