女性建築士のブログ 普段どおりの毎日

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伝言板

むかしむかし携帯電話がない頃のことである。
駅の改札口近くには必ず伝言板という黒板があった。

待ち合わせの時間になっても、待ち人は現れず、何時間も待ってもそれでも会えない人々のためにそれは、あった。
「きくちゃん~もう2時間も待ってます。連絡ください。」
とか
「1時間待ったけどもう帰ります。かおりより」
とか
「バカヤロー。オレは帰るゼ 太郎」
とか
もうその短い文章を読むだけでも、その人たちの人生模様を垣間見れるような、せつない伝言だった。
多分、見て欲しい人がそれを読むことは少なく、ただただひっそりと、自分が待っていた証を刻んでいるものだった。

携帯電話は利便性が高いがゆえに、それがつながらないときの もどかしさ といったらない。
テュルルル テュルルルという何回かのコールのあとは、必ず 留守番電話サービス に強制送還される。
「電話代カエセ!」と思わず叫びたくなるような、ありがた迷惑のサービスだ。

mysonの携帯電話がまさにそうだ!
呼び出し音の回数が異常に短く、いつもありがた迷惑のサービスのおねーさんの声に変わってしまう。

先日、大学の事務室から電話がかかってきた。
「こちらは成城大学事務室ですが。」
もうそれだけで、心臓が止まりそうになった。

テメー、また何かやらかしたナ!

「3年のゼミの履修届の期限は実は今日なんですが・・・息子さんに連絡がつかなくて・・3年必修時のゼミの単位がないと、卒業が遅れますが・・・」

お~~

テメー、バカ息子!なんてこった!

頭の中では、何百万円という学費がぐるぐると渦巻き、心の中では、罵詈雑言の嵐だった。

バカバカメールを何回も送って、やっと電話をかけてきたmysonは
「お~なんかさ~2年のゼミは履修届いらなかったんでさ~3年も自動的に履修できるかと思ってたヨ~」

そして今日
「成城大学の事務室ですが・・・」
お・同じ声のおねーさんだった。

「先日のゼミの件で教授との面談の日程ですが・・息子さんの電話がつながらなくて・・・」

駅の伝言板と違って、実家という伝言板は、今も昔も、実に有効な手段である。



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by asaasa-archi | 2011-04-06 23:42 | my son