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女性建築士のブログ 普段どおりの毎日

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雪の日はブリューゲル

ワタシは雪の風景を見ると、ブリューゲルの「雪中の狩人」を、思い出してしまう。

たしか、中学校とか高校の美術の教科書にも載っていたような有名な絵である。

雪の日はブリューゲル_e0147990_2335263.jpg


最近、日本中が寒くて九州でも雪降った~という映像がTVにでてくるが、やはり、「ん~ブリューゲルだなぁ~」となぜか思ってしまうのだ。

ついでに紹介するが、農村生活の連作ともいえる「牛群の帰り」

雪の日はブリューゲル_e0147990_23133350.jpg

構図が実に、写真のフレームのようで、上手に遠近法を使っている。

別に彼の絵が好きとかいうわけではないのだが、16世紀の画家としては、かなり異端であったと思うのだ。

これを見てくれ~怖いぞ~

雪の日はブリューゲル_e0147990_2373267.jpg


「大きな魚は小さな魚を食う」というような題名の版画だ。

実はブリューゲルは怖い絵や版画がたくさんあるんだ。
言ってみれば ダリ も怖いといえば怖いが、近代の怖さって感じがする。

中世の怖さがブリューゲルには、ある。
ん~つまり、宗教観が空を被っているような曇りガラスのような不透明な怖さである。

怖カワイイのが、コレ!

雪の日はブリューゲル_e0147990_23145299.jpg


確か「怠惰な日々」とかいう題名だった。

なんか、こういう生活も、ちょっぴり憧れるんですが・・・

ほんじつは、癒しの絵画紹介 でした~
by asaasa-archi | 2011-01-21 23:17 | 思うこと