「下小田の家(仮)」のお客様のご要望で取り寄せた この「すこやか畳」
カラー和紙なのだが、すんごくカワイイ~
いろんな折りがあるんだね~
色もたくさんあるね~
最近は畳の部屋はあっても1部屋ってことが大半で、ない場合も多い。
畳はやはり5年で裏返し 10年で表替 といわれているので、メンテにお金もかかる。
同じ東洋でも、韓国には畳はないし、中国もしかりである。
まさに、日本独特の文化なのである。
だから、大事にしたいとも思っている。
フローリングでスリッパを履く生活の中で、畳の部屋がある場合は、
どんずまりの配置がいい。
どんずまり というのは、回遊できる位置に畳の部屋があると、脱いだスリッパを持って、回遊しなければいけないからで、これは、とっても不便というよりも、マヌケであるからだ。
初夏の風通しのよい畳の部屋にごろん と横になり、読書や昼寝をしたりする心地よさを考えると、
「はずせないアイテム」だし、小さい子供と過ごすときに、親が座位や、ごろんと寝転がっていれば、
子供と同じ高さの目線になり、スキンシップにも役立つ。
洗濯物をたたむときにもいいし、
アイロン掛けも座位のほうが、やりやすい。
子供にお説教をするときだって、「そこに座りなさい!」と言って
正座させると、効果バッチリだ。
生活文化には、洋も和もない。
食文化と同じで、今まで自分の中で長い時間をかけて形成してきた習慣という
最も個人の根幹をなすものであるから、「畳は欲しいと思う」ことは、ごく自然なことなのである。