女性建築士のブログ 普段どおりの毎日

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打ち合わせはこんなふう・・・

ワタシのお客様には、時々 建築士の方がいる。

医師や弁護士にも専門分野があるように、建築士の仕事も多種の分野に分かれている。
だから、専門が住宅分野以外であれば、建築士といえども、他の設計士に依頼することも十分ありえることだ。

「んーなんかやりにくくない?」とか友人は言ったりするが、実はやりやすいのだ。
なぜかというと、業界ではフツーのことが、一般の方には驚きというようなことがある。
そういう細かいニュアンスを説明しなくても、分かり合えるという時がある。

それに実施設計が終わり図面を渡す際にも、細かい説明は必要ない。
全て図面に記載されていて、それを正確に読むことができるからだ。

本日の打ち合わせも、1時間経過したくらいで、もう棚の高さなどという詳細部分にまで到達した。

「ん~すごく、いい家になります~」とワタシはすでに自画自賛の境地に陥った。

「松浦さ~ん、誰にでもそう言っているんじゃないですか~」と奥様が笑って言った。

「お~そういえば、そうですね。だっていい家ならば、いい家になるって言っちゃいますから・・・へへへ」

なんともほほえましい会話であったなぁ~

栗饅頭をみんなでほうばりながら、ロイヤルミルクティーを飲み干した。

おお~でも、まだ今から見積もりなので、気は抜けない。

ほほえむのは、金額調整ができてからだ・・・

「家の名前なんですが、TVが観やすい家なので、「テレビが見やすい家」でいいですよー」
とご主人が言った。
「え~」と奥様とワタシが叫んだ。
「松浦さん~考えてくださいよ。」と奥様が言った。

「ワタシが決めちゃっていいんですか?」
「いえいえ、だめなら、だめって言いますから!」

ワタシの打ち合わせはいつも、こんなふうに、やっているのである。
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by asaasa-archi | 2010-10-31 22:44 | お仕事