女性建築士のブログ 普段どおりの毎日

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銀座散歩

日曜日に銀座に行った。
ホコテンを人波のまぎれて歩くと、一瞬ここはどこの国なのかと思った。
ニュースなどで聞いてはいたが、中国からの旅行者であふれていた。

一昔前までは、着ているものですぐに何人なのかわかったが、聞きなれない中国語に振り返っても、それらしき人々が見当たらないのだ。
女性の化粧も、持っているバッグも、ほとんど日本人とそう変わらない。

松坂屋の1Fの半分がフォーエバー21に変わり、そこだけがごった返している。

道路には2階建のオープンバスが走り、車体には「ようこそJapan」と書かれ、多くの外国人が嬉しそうに東京の街を見物しながら走り去っていった。
香港やロンドンなどで見かけるあの赤いバスだ。
やっと日本も観光立国としてがんばり初めているんだなぁと思った。

経済大国の中国のみなさんにたくさん来ていただかなければいけないのだ。
あの国はものすごいポテンシャルを秘めているからだ。
多少行儀やマナーが悪いのを日本人は非難できるのだろうか?
その昔日本人だって、ヨーロッパに旅して、非難の的になったではないか・・・
「イエローモンキー」と言われた時代のことだ。

20代の頃、パリに旅して、小さいブティックで「Can I try it on?」と言ったら「No!」と嘲るように言われたことがあった。
おしゃれなカフェでは後から来た白人のほうが、早く料理がでてきたことがあった。
高級店では勝手にショーケースのものをさわり、嫌がられたこともあった。
そのくやしさは今でも覚えている。

日本は島国だから、縄張り意識が高いのだろうが、もうそんなことを言っていたら、鎖国していた江戸時代もどきになりかねない。

おおらかにならなければいけない。

アジアからの外国人旅行者に親切にしなければいけない。

日本人が変わらなければ、観光立国としては発展できない。

先日温家宝首相が来日し、NHKのインタビューの番組で国谷アナが「中国は軍事費が倍増していますが・・・」という質問に対して彼はこう答えた。
「中国は4千年の歴史で一度も他国を侵略したことはありません!だからこれからもありません!」
暗に20世紀はじめに日本軍が中国に対して行った行為を忘れるなと言わんばかりの印象を受けた。
もうその歴史から半世紀以上も経過しているという認識の日本人とついこの前のことのように覚えている中国人の認識の開きを感じざるを得ない発言だった。

戦後、朝鮮は多額の賠償を日本に求めたが、誇り高い中国はその一切を求めなかったという事実がある。

いつまでも過剰な贖罪意識を持つことはかえって双方の国に良い影響を与えないことは確かなので、お互いに友好を深めて、お互いを尊重し、ともに発展していくことが望ましい。

Welcom to Japan

銀座の散歩は様々な国の言葉を聞きながら、かわりゆく東京を楽しんだ・・・
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by asaasa-archi | 2010-06-07 22:52 | 旅行