ダスティン・ホフマンとエマ・トンプソンの名優たちが共演した映画である。
中高年の恋愛の始まりを描いた映画でストーリーはどこかで見たような感じで斬新なところはないが、なにか、ほっとするような若くない男女の心の機微がうまく撮られていた。
離婚で別れた娘の結婚式にでるためにNYからロンドンに来たハーヴェイ(ダスティンホフマン)に待っていたものは、ヴァージンロードは継父と歩くと言う娘の言葉だった。
なんともカワイソウで、身につまされた。
ケイト(エマトンプソン)は独身のアラフォーで冴えないオンナである。
どこにでもいそうな、おばさんの風体をしていた。
こんな寂しい二人が出会い、仲良くなるうちに、彼女の表情がみるみるうちに綺麗になっていく。
ほこりをかぶった造花がみずみずしい生花に変身するようだった・・・
英語の題名が「ラストチャンス ハーヴェイ」というのが、なんともほほえましい。
短い映画なので、ちょっと夫婦(ただし中高年の夫婦)で日曜日にランチを食べたあとなどに見るといい。
軽い短編小説を読むような感じで見ることができる。
ちなみにワタシはBiviのポイントカードがたまって
無料で見た。
キニナル男性とミニってもよかったかなぁ・・・