女性建築士のブログ 普段どおりの毎日

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フォトレンジャー・ビデオレンジャー

学校の運動会によく出没するもの
フォトレンジャー・ビデオレンジャーだ。

自分の子供の写真やビデオを撮るのを至上目的とする、運動会における突撃隊のことである。

一番の嫌われる理由は一般の親の見学者と共存できないことである。

つまり、その目的と手段があまりにも撮影至上主義に陥り、本来の運動会の趣旨を一向に理解していないためである。

去年の息子の運動会のことである。
中学生の生徒のたしかダンスか体操の種目だったかと思う。
本部席の隣に保護者用のイスが用意されていて、そこでほとんどの親が談笑しながら、見学していた。

数人の母親レンジャーたちがダンスが始まるや否やおもむろにビデオを手に、生徒の中に突撃していった。
そして、三々五々に自分の子供の横にピッタリとはりつき、ビデオ撮影を始めたのだ。

その撮影はダンスが終わるまで続けられた。
誰もがあきれはてた。

本部役員だったワタシは本部席で思わず静かに暴言をはいてしまった。

バカ親!!

100m競争のときもレンジャーたちは奮い立つ。
ゴール地点に陣取って、形相といったら、恐ろしい。

そりゃあ私たち一般の親だって、自分の子供の年に一度の晴れ舞台に心躍る。

「あと、何番目かしら。」
とか
「今度、○○くんの番よ!」
とか、もうスタートを心待ちにし、ピストルがなった瞬間から、我をも忘れ応援する。
白線を越え、「ガンバレ、ガンバレ」と手などを叩き、声援に余念がない。
運動会というのはこういうものだ。

その時だ。
「ビデオ撮影の邪魔だ!」と言う声が響く。
後ろを振り返ると、恐ろしい形相の彼らがいた。

古くは「ちびまるこちゃん」にでてくるまるちゃんの友達のお父さんも写真が趣味で子供の写真をたくさん撮っている。
その存在の歴史は古い。
気持ちもわからないではない。

子供を愛する気持ちから出発してはいるが、もうそれは、運動会本来の目的や意義から逸脱しかかっている。

ワタシたちは、電車内でどうどうと化粧を始める女の子たちを見る目と同じような目で見ていることを彼らは知っているのであろうか・・・
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by asaasa-archi | 2009-10-19 10:05 | 生活