毎年観ているもののTV番組のひとつに昨日放送された「ハモネプリーグ」と今日放送された「高校生クイズ」がある。
どちらも、純粋な感動がある。
それは、完成されたハーモニーや知識力の裏に隠された日々の努力が垣間見られるからだ。
共に、個人戦ではなく団体戦だ。
セリクやオリンピックなどの体力の戦いももちろん感動するし、画面上ですごくわかりやすい。
だが、高校生クイズなどはあるレベルを越すと、その努力がわかりにくくなる。
でも思いうかべてほしい。
よくTV番組のクイズなんかを真剣に観て答えようとすると、あ~ホントはわかってるのに・・ここまででてきてるのになぁ~と咽喉のあたりを指したりすることが、必ずあるはずだ。
知っている知識の半分でも答えられればいいほうなのが、クイズである。
だから、出題されて正解できたその3倍以上の知識はあるのだと思うのだ。
受験勉強もあるだろうに、親はハラハラなんだと思う。
ワタシだったら
「こんなことやっている間に単語のひとつでも覚えなさい!」
と怒るか、
「すごい余裕だけど、必ず東大には受かるんでしょうね!」
とか、絶対言ってしまうこと間違いなしだ~
だから、親もできた親だと思う。
イイ意味での、「子が子なら、親も親」ってとこだろう。
IQ150とかすごい子もいるみたいだけど、多分家では普通の子供なんだと思う。
その証拠に負ければくやしがり、勝てば喜ぶという自然な感情がよく現れていたからだ。
そして、勝ったときでも、敗者に対して礼儀をつくす言葉はやはり、努力を積み上げてきたものだけが、言える黄金の言葉であろう。
努力している時は苦しいが、その苦しさの向こう側にたどり着けた感動はそういうものにしか与えられない特権である。